誰もいない東京

演出・振付・出演:川崎歩
出演:高橋健二 山本無二
出店:酒・肴 表面漲力(長谷川みづほ)
初演:2018/10/20−21 (Bonjour!現代文明/京都)
作品時間:126min

KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭2018 フリンジ「オープンエントリー作品」

東京物語の映画の音声だけを流しながら、2時間16分の映像から振付に移植したものを、踊る。
映画の音声の時間軸を、映像を想起しながら動くことで、映像身体がそこに現出するのではないか?という試み。

「フレーム単位で見ていくと、小津の小道具や構図へのこだわり(フェチズム)は相当で、日本的な平面処理ではなく、西洋的な構図に人物をはめ込んでいってるようで、ルネサンス初期の絵画を思い出しました。また小道具のそこにある感が、やはり不気味です。鴨居にかけられた、洋傘や着物がなにかを常に物語そうにしている佇まいは、恐ろしく感じます。モノが語りだしそうな写真作品は、歴史の中に多々あるのですが、小津のすごいところは、そのモノの中に更に『動く』人物を同時に存在させたところかもしれません。」(川崎)